ごろりの料理と留学日記

毎日のごはんレシピの記録をメインに日記を書いていくぞー!現在カナダ留学中なので、カナダ話もちょこちょこ

パニック障害について②

前回の記事では、パニック障害とはどんな病気かについて簡単に説明をしました。

たくさんの方に読んでいただきありがとうございます!😊😊

 

私は来月から留学を予定しています。

留学はパニック障害を発症する前に申し込みを済ませていて、まさか留学に行く上でこんな大きな障害にぶち当たるとは思っていませんでした。

ですが、やっぱり言葉もすんなり伝わらない、文化も違う外国に行くことには不安があったので、ネットで「パニック障害,留学」と言葉を変えながらたくさん検索しました。

検索結果は「精神疾患があるのに外国に行くなんて考えられない」「言語が勉強したいのなら日本でもできる」と、留学に否定的な意見ばかりがみられました。

好きでこのパニック障害になったわけでもないのに、留学に行くことを楽しみに大学を選んで勉強してきたのに、全く事情を知らない人に頭ごなしに「自分の立場をわきまえろ」と言われているようで、とても悲しかったです。

それでも、留学に行くという選択は諦めきれなかったので、病院の先生や学校カウンセラーの先生、留学の担当者の方と相談を重ねて留学に行けるようになりました!

同じような境遇の方の参考になればと思い、また自分自身の記録のために、パニック障害の発症〜今までの経緯と留学準備についてを書こうと思います。

(話がとっても長くなりそうなので、この記事ではパニック障害と診断されるまでを書きます。)

 

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はじめて発作が起きたのは5月中旬ごろの部活の飲み会でした。

テーブルで同期や先輩たちの話を聞いていたら、だんだん気が遠くなりはじめてお腹の中をかき混ぜられている感じもしてきて、とてもその場にはいられなくなりました。

とりあえずトイレに駆け込んだはよかったのですが、強い頭痛と吐き気、動悸が激しくなり、あまりの体調の悪さに「え、これ死ぬ?やばい??」と、どんどんしんどくなってそこでしばらく動けなくなりました。

たまたまトイレに来た同期の子が声をかけてくれて、先に帰らせてもらうことになりました。

 

その頃はとにかく胃の不快感と頭痛、情緒不安定がひどかったです。

また、偏頭痛の回数も格段に増えました。

中学生の頃から偏頭痛持ちですが、この頃までは年に数回という程度だったのが、この頃は週に1.2回ほどの頻度で起こりました。

家以外の食事は何を食べても吐き気が起き、夕方ごろから毎日のように頭痛がして、夜には急に気分が落ち込んで涙が出てきたり、ちょっとしたことでもさりに当たり散らしてました。

正直わたしももさりも、うつ病...??と疑うほど気分の浮き沈みと体調不良がひどかったです

 

このように、なんかこの体調不良と落ち込み方は異常だぞ...!! と思いはじめ、学校も落ち着いた7月中旬ごろに心療内科を受診しました。

はじめて心療内科を受診するときはとても緊張しました。

体調不良や気分の落ち込みといっても、自分の心が弱いだけなのではと思っていた部分があったし、そもそも「気分が落ち込みます」という理由で受診していいものなのかも分からなかったからです。

診察では最近の体調のことや睡眠のこと、生活のこと、家族のことを聞かれました。

このときは5月の発作のことは関係ないと思っていたため、話しませんでした。

そして、軽い精神安定剤が初めて処方され、スクールカウンセラーの存在を教えていただきました。

 

夏休みに入ってからは、留学のためにお金を貯めようと、塾講師のバイトを入れるだけ入れました。

塾講師のバイト自体はとても楽しくやりがいがあった上に環境や給料も良かったので、特にストレスもなく頑張れていました。

ですが、7月下旬の塾での授業中に突然の胸のざわめきと吐き気に襲われ、トイレに駆け込みました。 

そしてまたまたトイレの中で頭痛や吐き気、動悸、どうしようもない不安感に襲われ、しばらく動けなくなりました。

その日の授業は教室長の配慮のおかげでとりあえず他の先生に代わっていただくことができたので帰ろうと外に出ました。

しかし、めまいや動悸で歩くことができず、とりあえず1番近い休ませてもらえるところに行こうと消防署に入った途端、過呼吸を起こして手足のふるえが止まらなくなりました。

そして猛暑で熱中症の可能性もあったためか、救急搬送されました。

なんとか家に帰ってきたときには、バイトもちゃんと出来なかったし、熱中症でもないのに救急搬送されるなんて情けないと、とても辛かったです。

 

それでもバイトのシフトは入っていたので、行かないという選択はありませんでした。

家でもバイトもずっとあの発作がまた起こるかもという不安が続き、胃の不快感となんとも言えない不安感がずっとありました。

お風呂でもバスでも塾でもずっと心臓バクバクな感じです。

あと、この頃はなかなか寝付けず中途覚醒(3時ごろに目覚めてそこから寝付けない)があり、夜にベッドに入るのがとっても嫌でした。

あの頃飲んでいた精神安定剤は正直効果がなかったか弱かったと思います。

そして、次に心療内科を受診したときに発作の症状を話したところ、パニック発作を起こしていると診断されました。

ネットで自分の症状を調べていたため、うすうすパニック発作かな...とは思っていたのですが、実際病院の先生の口から病名を聞いたときはちょっときつかったです。

まさか自分が精神疾患をもつとは...と思いました。

その後も何度かバイトに行くは行っていたのですが、途中で発作が起きて授業にならないため、そのままシフトを他の先生に代わっていただいて、塾のバイトは辞めることになりました。

 

ながーくなってしまうので、パニック障害の診断を受けたあとのことはまた次の記事にします。

ここまで読んでいただきありがとうございます🙌