パニック障害について③
前回の記事から少し時間が空いてしまいましたが、留学の準備がだいぶ整ったので、パニック障害と診断を受けてから現在に至るまでの記録を残しておきます。
パニック障害と診断されてからまずした事は学校カウンセラーを通して事務に相談をしました。
パニック障害の治療において1番大切なことは
“とにかくよく休むこと”です。
その頃は授業1コマを受けるのにも、まず家から出ること、通学路、教室内と難関がいくつもありったので、医師の診断書をもらって事務に事情を相談したところ、各授業の先生に事情を説明していただき、その後先生方にそれぞれの対応をしていただくことができました。
もちろん、出席が出来ない(出席日数が足りない)場合は単位を出せないと言われる先生もいましたが、多くの先生にはテストだけは必ず受けること、代わりにレポートを書くことなど、条件付きで授業を取ることを許可して頂けました。(成績発表がまだなので結果は分かりませんが...)
また、学校カウンセラーと事務に相談をしたところ、「学科にはいないかもしれないけど、教室に入れない生徒はこの学校にも何人かいるよ」と言われました。
いつも遅刻したり途中で教室を出てしまうので、先生や他の学生にに申し訳なく思っていたので、自分だけじゃないんだ!よかった〜とちょっと勇気が出ました。
そして、メインの治療としては薬の服用とカウンセリングを受けました。
当たり前のことではありますが、ここてとっても大事なのは、医師の指示どおり薬を飲むこと、勝手に飲むのをやめないことです!!
わたしが初めてもらった薬は2週間ほどで効果がみられ、その後継続をすることで根本から病気を治す向精神薬でした。
しかし、効果がみられた時点で少し体調が良くなったことと、実は向精神薬を飲むのが怖かったこともあって、2週間程度で自己判断で服用と通院のをやめてしまいました。
そのせいでもっと早くに改善されていただろう症状を8月から1月の間ずるずると持ち続けていました...
1月に別の病院に行った時にその話をしたところ、もったいない!続けることが1番大事だったのにー!と先生に言われ、また同じ薬の服用を再開しました。
それから少しずつ薬を増量し、いまはかなり体調が安定しています。この薬が体にあっていてこんなに楽になるのに、なぜあの時飲み続けなかったんだー!と激しく後悔してます(笑)
今飲んでいる薬は、いま書いた向精神薬と症状が出た時に服用できる頓服薬の2種類です。
頓服薬のほうも以前より強いものに変えてから効果がでているなーと実感できてます!
では、パニック障害と留学準備についてに話を移します。
わたしは3月から12月にかけてカナダにワーキングホリデービザで留学を予定してします。
最初の3ヶ月間はホームステイをしながら語学学校に、残りの7ヶ月はバイトをしたり旅行をしたりまだまだ未定です。
わたしの場合は受診が早く治りがよかったため、最終的に体調面でつまづいた点は特にありませんが、薬と受診が大きな問題になりました。
まず、留学で使える保険で持病による通院をカバーできるものはありません。
また、向精神薬は自殺が可能であったり、転売の恐れがあるため、基本1ヶ月分しか処方してもらえません。
全額負担でも通院が可能な場合はもちろんカナダで通院をするのが1番安心ではありますが、金銭面で現実的ではありません。
それでもまた薬をやめてしまうと絶対にぶり返すとわかっていたので、病院の先生にパニック障害発祥の前に留学を決めていたことや絶対留学に行きたい!と伝えたところ、家族受診で薬を処方していただけることになりました。
また、どんなに留学に行きたくても、絶対絶対絶対に医師に留学許可をとる必要があります!
わたしも薬の効果がはっきりと現れるまでは悪化の可能性が十分にあるため、許可をいただけませんでした。
自己判断で出発して悪化したら、帰ってくることもかなり難しいと思います...
まだ完全にもとに戻ったとはいえませんが、治療のおかげでできるようになったことがかなりたくさんあります!
美容院に行ったり、電車に乗って出かけたり、少しずつできるようになったことが増えてきて自信にも繋がっています。
あとは、こうやってブログに書いて多くの方に自分の症状について知ってもらうことで、なんとなく外で症状が出ても大丈夫かな〜と思えるようになって気持ちがとっても楽になりました!
ほんとみなさん読んでいただきありがとうございます!!
留学も出発までも残り1週間をきり、とってもわくわくしています!
また、むこうでの生活やパニック障害についても書いていこうと思います。
読んでいただきありがとうございました〜\( ˆoˆ )/